『原始的な魚のなかま』

ジョン・ダウズ[中坊徹次監訳/甲斐嘉晃・亀甲武志・中山耕至訳]

(2011年5月25日刊行,朝倉書店[シリーズ・知られざる動物の世界:2],東京,iv+113 pp., ISBN:9784254177626版元ページ

この4月から刊行され始めたシリーズの一冊で,魚類の中でも原始的なシーラカンス・ハイギョ・チョウザメ・ガー・アミア・アロワナの仲間を生態カラー写真によって説明している.このシリーズの創刊号はケン・プレストン-マファム[青木淳一監訳/小野展嗣 ・藤巻玲路訳]『クモ・ダニ・サソリのなかま』(2011年4月20日刊行,朝倉書店[シリーズ・知られざる動物の世界:7],東京,iv+118 pp., ISBN:9784254177671版元ページ)だった.それにしても,創刊号と同じく,元著者の名前をオモテにいっさい出さないとはいったいどういう編集方針かワタクシにはぜんぜんわからない.訳者は元著者を越える存在ではありえない.