マーク・カーランスキー［山本光伸訳］
（2011年12月10日刊行，扶桑社，東京，303 pp., ISBN:9784594065041 → 版元ページ）
マンハッタンでオイスターを食べる機会はまだないが，その代わりに品川でたくさん食べたことはあるな．ニューオーリンズではスタンドバーで牡蠣を食べた．原書：Mark Kurlansky『The Big Oyster: History on the Half Shell』（2006年，Random House, London → 版元ページ）．時事通信社からの書評依頼．
【目次】
［口絵］ニューヨーク港周辺地図（1800年代後半）
はじめに ニューヨークのカキ 8
序文 良き時代の到来 14
第1部 エデンのカキ 17
第1章 カキ三昧の生活 19
第2章 二枚貝が棲む豊穣の地 37
第3章 二枚貝の繁殖力 63
第4章 すばらしい入植地 75
第5章 世界のカキとなって 105
第6章 自己中心的なニューヨーカー 131
第1部 ソドムのカキ 157
第7章 ニューヨーカーたちのクラスオストレア的性質 159
第8章 ニューヨーカーたちが自ら招いたこと 189
第9章 カキ・マニア的行動 215
第0章 黄金時代に起こったこと 263
終章 逞しい二枚貝 285
謝辞 300
訳者あとがき 301
