『鐘の本:ヨーロッパの音と祈りの民俗誌』目次

パウル・ザルトーリ[吉田孝夫訳]
(2019年5月1日刊行,八坂書房,東京, 454+x pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784896942613版元ページ

【目次】
緒言 5
序 13

I 鐘の素材と鋳造をめぐって 21

II 鐘の奉献 45

III 鐘の名前 55

IV 聖なる鐘、人に寄り添う鐘 71

V 魔除けの鐘 85

VI 豊饒と健康をもたらす鐘 91

VII 教会に仕える鐘 109

 1 日常の祈りの鐘 109
 2 迷いびとの鐘 124
 3 木曜日の鐘、金曜日の鐘 128
 4 日曜日の鐘 128
 5 祝日の鐘 135
 6 嵐除けの鐘 166

VIII 鐘と家族 183

 1 誕生、洗礼、堅信礼 184
 2 結婚 189
 3 死 193

IX 市民生活と鐘 237

 1 災害や火事を知らせる警鐘 238
 2 都市自治体の鐘 246
 3 法の鐘 256
 4 戦争の犠牲となった鐘 258

X 鐘は語る──響きの「聞きなし」 265

XI 慣用句のなかの鐘 331

XII 鐘の伝説をめぐって 341

 1 地底と水底で鳴る鐘 342
 2 豚が掘り起こす鐘 349
 3 鐘の伝説と関わりの深いその他のモチーフ 359

 

原註 363

 

西欧における鐘の文化略史──あとがきに代えて[吉田孝夫] 417

 

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