『世界の紙を巡る旅』感想

浪江由唯
(2021年1月31日刊行,烽火書房,京都, 254 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-9911160-3-2目次版元ページ

先月からゆるゆる寝読みし続けて読了.世界を巡る300日にも及ぶ “紙の旅路” は,読み進むにつれてページの紙質が変わっていくので,読中感だけでなく触感的にも新鮮な読み心地だった.本書の目次をざっと見ると,アジアから始まって,北米・中米へ飛び,バルト三国を経て,ヨーロッパとイギリス,そしてまたアジアに戻るという旅程だ.とりわけ東南アジア諸国の特徴的な紙作りのプロセスが印象深い.ひるがえって日本国内の紙を巡る旅はどういうコースになるのだろう.まずは,理論社の〈和紙ってなに?〉シリーズ全4巻を手に取ってみましょうかね.