『京都食堂探究:「麺類・丼物」文化の美味なる世界』目次

加藤政洋・〈味覚地図〉研究会
(2023年11月10日刊行,筑摩書房ちくま文庫・か-87-1], 東京,214 pp., 本体価格800円, ISBN:978-4-480-43920-8版元ページ

加藤政洋さんの “京都食文化本” は:加藤政洋酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7読売新聞書評目次版元ページ)、加藤政洋・河角直美『おいしい京都学:料理屋文化の歴史地理』(2022年10月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+230+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-09460-8目次版元ページ)に続く3冊目。


【目次】
はしがき 9
第1章 上方〈麺〉問答——諸説覚書 19
 1. 「きつね」は「けつね」か 20
 2. 「きつね」か「たぬき」か 30
 3. 「きつね」は化ける 44
 4. 「油揚げ」の魅力 50
第2章 〈しっぽく〉の美学 57
 1. 京都のうどんには◯◯がのっています 58
 2. 卓袱から〈志津ぽく〉へ 62
 3. にゅうめんの正体 80
 4. 〈しっぽく〉鍋のミッシングリンク 92
第3章 なにを「とじる」か 113
 1. 謎かけ丼 114
 2. 〈麺・丼〉問答 123
 3. とじなくても美味しいんです 134
 4. 「あんかけ」はご存じですか? 141
第4章 食堂と町中華の不思議 157
 1. どこでも〈中華そば〉 158
 2. 〈ちゃんぽん〉とりどり 164
 3. 〈あんかけ〉の都 175
 4. 台を替える愉しみ 187

 

あとがき 201
引用・参考文献 210