砂川玄志郎
(2022年4月14日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・311],東京, viii+112+3 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-00-029711-0 → 版元ページ)
【目次】
はじめに iii
第1章 冬眠との出会い 1
第2章 睡眠研究から休眠研究へ 17
第3章 冷たいことにはわけがある 37
第4章 哺乳類を冷たくするには 61
第5章 人工冬眠を目指し 81
おわりに 107
参考文献 [1-3]
砂川玄志郎
(2022年4月14日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・311],東京, viii+112+3 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-00-029711-0 → 版元ページ)
佐渡友陽一
(2022年3月15日刊行,東京大学出版会,東京, vi+165 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-13-062232-5 → 版元ページ)
オビ寄稿の川端裕人さんの動物園本:川端裕人・本田公夫『動物園から未来を変える:ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン』(2019年3月5日刊行,亜紀書房,東京, 279 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7505-1567-0 → 版元ページ|時事通信社から書評配信:2019年5月)はとてもおもしろかった.
おわりに 153
通崎睦美
(2022年4月30日刊行,集英社インターナショナル,東京, 382 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7976-7410-1 → 版元ページ)
ご恵贈まことにありがとうございます.通崎さんの “天使突抜本” としては,地元の淡交社から20年前に出た『天使突抜一丁目:着物と自転車と』(2002年12月4日刊行,淡交社,京都, 165 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-473-03728-2 → 版元ページ),同じく10年前の『天使突抜367』(2011年3月14日刊行,淡交社,京都, 143 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-473-03728-2 → 版元ページ)に続く3冊目の最新巻.さあ,これでローカル地名 “天使突抜” ——ふつう誰も読めへんて——は全国メジャーになるか.
おわりに 374
Dennis Duncan
(2021年9月刊行,Allen Lane / Penguin Books, London, xii+340 pp., ISBN:978-0-241-37423-8 [hbk] → 目次|版元ページ)
地道に読み進めている.「Introduction」(pp. 1-17)冒頭から「索引のない本なんて想像できるか」と書かれていて,首がもげそうなほどうなずいている.単に「Ctrl+F」ですむ話ではない.続く第1章「Point of Order — On Alphabetical Arrangement」(pp. 19-47)では,アルファベット順の「目次(index)」のもつ機能と「目次作成者(indexer)」の深謀遠慮(あるいは陰謀)について,さまざまな事例を散りばめながら論じられている.
第2章「The Birthes of the Index — Preaching and Teaching」(pp. 49-84)からは「目次」の歴史をたどる.13世紀イングランドの神学者 Robert Grosseteste は「tabula」を用いて書物に記された概念と体系を整理しようとした.また,同時代のフランスの神学者 Hugh of St Cher も用語索引(コンコーダンス)を発明した.目次(table of contents)は本の内容を順序立てて示すのに対し,索引(index)は順序にはこだわらない.たとえば,Grosseteste が作成した「Tabula distinctionum」(p. 70)は “事項索引” に相当するものだった.それは一冊の本にとどまらず,複数の関連本の索引でもあった.13世紀に同時多発的に生じた「索引」というシステムは,読書(読者)のための “位置づけ(locate)” の便宜を図るためにあった.
David Wiggins
(2016年11月刊行,Oxford University Press, Oxford, xxii+239 pp., ISBN:978-0-19-871662-4 [hbk] → 版元ページ)
Bibliography of David Wiggins’s Writings 221
David Wiggins
(2016年11月刊行,Oxford University Press, Oxford, xxii+239 pp., ISBN:978-0-19-871662-4 [hbk] → 版元ページ)
何もこんなキケンな本を取り寄せなくてもよかったかもしれない.しかし Wiggins 本は読む読まないに関係なく “積ん読” に意義がある.本書は,横路佳幸『同一性と個体:種別概念に基づく統一理論に向けて』(2021年8月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, 450 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-7664-2760-8 → 目次|版元ページ)に引用されていた.これで Wiggins の “ソータル本” シリーズ 1967, 1980, 2001 に続く4冊目が揃ったことになる.「で,いつ読むねん?」と訊かないでください.形而上学や存在論の本はどれもこれもコワいので,居室の書棚の上の方にまとめて隔離している.ときどき “黒い邪気” が立ち上っているようだが,できるだけ見ないようにしている.
Richard Dawkins
(2021年5月刊行,Bantam Press / Penguin Random House, London, x+452 pp., ISBN:978-1-787-63368-1 [hbk] → 版元ページ)
去年出たドーキンスの書評・序文・解説・対談集.短文も積もれば500ページの “山” となる.
白水社編集部(編)
(2022年2月28日刊行,白水社,東京,227 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-560-09888-2 → 版元ページ)
登場するのは:ヘブライ語・チベット語・ベンガル語・マヤ語・ノルウェー語・バスク語・タイ語・ポルトガル語・チェコ語.マイナー言語にハマっていった経緯が興味深い.
はるき悦巳
(2022年4月17日刊行,双葉社[双葉文庫・は-04-80],東京, 本体価格800円, 404 pp., ISBN:978-4-575-72826-2 → 版元ページ)