『山の上ホテル物語』

常盤新平

(2002年9月30日刊行,白水社ISBN:4560049483



なかなかのグッドタイミングで読了しましたでございます.原稿を書くときには,基本的に disturb されないまとまった時間がないとだめだ.細切れ時間でも書けてしまうというのは「特技」にちがいない.だから,〈喫茶店カンヅメ〉とか,あるいは〈草津カンヅメ〉というのはぼくのようなタイプの人間には効果的かもしれない.要するに disturb されないという条件さえ満たされれば,場所はどこでもええねん.作家なら誰しも憧れるそうな〈「山の上ホテル」カンヅメ〉などという贅沢は申しません.ハイ.