コスタス・カンプラーキス,トビアス・ウレル (編著) [鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善成訳]
(2023年2月20日刊行予定,勁草書房,東京, x+355 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-326-10319-5 → 版元ページ)
本体価格,カバージャケットやオビなどもすべて確定したので,あとは店頭に並ぶのを待つばかり.販促の大号令が響きわたる.
立木康介
(2023年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 442 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-06-523979-7 → 版元ページ)
中沢新一
(2023年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 261 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-530592-8 → 版元ページ)
山川偉也
(2023年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・778],東京, 338 pp., 本体価格2,100円, ISBN:978-4-06-530570-6 → 版元ページ)
高木久史
(2023年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・777],東京, 293 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-06-530275-0 → 版元ページ)
田熊隆樹
(2022年12月22日刊行,草思社,東京, 335 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7942-2612-9 → 目次|版元ページ)
昨日の有楽町出撃の車中読書本.年末にリブロを歩いていたら袖をつかんできた新刊.中国から中東まで旅した著者の「窓」の話がとてもおもしろい.カラー写真と手描きイラストがふんだん.著者はアジア各地の家の「窓」に関心があるという.家屋内の詳細なイラストとキャプションはかつての妹尾河童が描いた鳥瞰屋内図を思い出させる.
前半の「01 窓から生える鉄の棒――上海」「02 「景区」外の家――烏鎮」「03 地下の都合――張村」「04 浮いた屋根――トルファン」「05 天窓の部屋――タシュクルガン」まで読んだ.冒頭章(01)は上海編だが,ワタクシも初めて上海を訪れたとき,ビルの窓々から突き出ている “洗濯棒” の砲列に驚いた記憶がある.03 で,黄土高原に穴を掘ってつくった家が湿気でジメジメなのは予想に反してびっくり.
ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン[関根秀雄・戸部松実訳]
(1967年9月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-2],東京, 280 pp. ISBN:4-00-325242-X)
訳者注 267
ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン[関根秀雄・戸部松実訳]
(1967年8月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-1],東京, 285 pp., ISBN:4-00-325241-1)
訳者注 275
焦桐[川浩二訳]
(2021年10月18日刊行,みすず書房,東京, xii+376 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-622-09045-8 → 目次|版元ページ)
寝読み本としてちびりちびり読み進めてきてやっと読了.読み始めたのが出版されてすぐの2021年11月だったので,なんと3年をまたいでしまったことになる.本書のあとから読み始めた:洪愛珠[新井一二三訳]『オールド台湾食卓記:祖母、母、私の行きつけの店』(2022年10月30日刊行,筑摩書房,東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 版元ページ)">目次|版元ページ)もまた自分史(家族史)と台湾食文化との関わりを綴った本だったが,こちらの方が早く読了してしまった.
辻静雄
(2022年12月13日刊行,講談社[講談社学術文庫・2746],東京, 364 pp., 本体価格1,280円, ISBN:978-4-06-529885-5 → 版元ページ)
『美味礼讃』の岩波文庫版はもちろんワタクシの書棚にも昔から陳列されてはいる:
- ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン[関根秀雄・戸部松実訳]『美味礼讃(上)』(1967年8月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-1],東京, 285 pp., ISBN:4-00-325241-1 → 目次)
- ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン[関根秀雄・戸部松実訳]『美味礼讃(下)』(1967年9月16日刊行,岩波書店[岩波文庫:赤524-2],東京, 280 pp. ISBN:4-00-325242-X → 目次)
しかし,ご多分に漏れず,この『美味礼讃』はいまだに登頂されていない.詳細目次をたどるだけでも息が切れそうだ.辻本を頼りに再登攀を試みてみるか.
あとがき 310