2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『書肆ユリイカの本』

田中栞 (2009年9月15日刊行,青土社,東京,4 + 246 + 24 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784791764655 → 版元ページ) こういう「本の本」を読んでいると,中に書かれている内容はぜんぜんわからない(というか,著者自身がそんなことはどうでもいいと思って…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) ありがたいことに,売れ行き好調につき,さっそく重版が確定したと音羽から…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(5)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) ヨコハマにてさらに拾い続ける日々: logical cypher scape「三中信宏『分類…

『ザ・リンク:ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見』

コリン・タッジ[柴田裕之訳] (2009年9月25日刊行,早川書房,東京,382 pp.[カラー口絵32ページ含む],本体価格1,800円,ISBN:9784152090706 → 版元ページ) やっと出版されたので,その書評をとのこと.了解です.見本刷はすでに早川書房から送られて…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(4)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) 日々新たなる「響き」を耳にするのは心地よい: インタラクティヴ読書ノート…

『書肆ユリイカの本』

田中栞 (2009年9月15日刊行,青土社,東京,4 + 246 + 24 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784791764655 → 版元ページ) とても青土社とは思えない(失礼!)ほどいい装丁に仕上がっている本.五年ほど前に,同じ著者によるパンフレット:田中栞『書肆ユリイカ…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(3)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) このシルバーウィーク五連休にもう読了された読者もいるようで: 千早振る日…

『ガンボ! ジャズの生地、ニューオーリンズに万感の思いを込めて』

泉けい (2006年12月12日刊行,テン・ブックス,東京,271 pp.,本体価格1,400円,ISBN:4886960197 → 版元ページ) 本郷の〈ヴァリエテ本六〉で入手した.店の人によると著者持ち込みの本とのことで,「お知り合いの方ですか」と訊かれた(そういうことはあ…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(2)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) 新刊が出始めたばかりの今の時期はほんとうに勢いがあるなぁと実感していま…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(1)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) さて,今回の新刊についても,「残響」の確率密度関数を推定すべくサンプリ…

『かたち三昧』

高山宏 (2009年7月22日刊行,羽鳥書店,東京,185+17 pp.,本体価格2,800円,ISBN:9784904702017 → 版元ページ) 【目次】 口上 フィギュラリズム 3 1 フィギュラティヴ・サークル 16 2 フィグーラ・セルペンティナータ 18 3 エキセントリック・ガーデン 20…

『かたち三昧』

高山宏 (2009年7月22日刊行,羽鳥書店,東京,185+17 pp.,本体価格2,800円,ISBN:9784904702017 → 目次|版元ページ) 東大出版会の広報誌『UP』の連載記事の単行本化.〈羽鳥書店〉という出版社は初めて目にしたが,東大出版会の関係者が千駄木で創業した…

『オペラ・シンドローム:愛と死の饗宴』

島田雅彦 (2009年9月20日刊行,日本放送出版協会[NHK Books 1142],237 pp.,本体価格970円,ISBN:9784140911426 → 版元ページ) 本書は,以前,NHK教育テレビの放映テキスト教材として刊行された:島田雅彦『オペラ偏愛主義』(2008年6月1日発行,日本放…

『古生物学』

速水格 (2009年9月1日刊行,東京大学出版会,東京,vi+214 pp.,本体価格3,400円,ISBN:9784130627160 → 版元ページ) シンプルこの上ない「古生物学」というタイトルが潔くっていいですね.ぼくは本書の英文タイトルはてっきり「Paleobiology」かと思った…

『過去を復元する:最節約原理・進化論・推論』

エリオット・ソーバー[三中信宏訳] (1996年7月15日刊行,蒼樹書房,318 pp.,ISBN:478913055X[絶版]→ 目次) これまで何度か復刊話が出ては消えていた『過去を復元する:最節約原理・進化論・推論』だったが,某書房から「検討してみますのでブツを」と…

『地域雑誌・谷中根津千駄木(93&94号)』

千駄木の〈往来堂書店〉にて,『地域雑誌・谷中根津千駄木』の最終号(93&94号)を手に入れた: 「其の九十三」:堂々の終刊号!(2009年8月10日発行,谷根千工房)※特集は「聞きたかった話,伝えたかったこと」 「其の九十四」:これで終わります。(2009…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』

三中信宏 (2009年9月20日刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|leeswijzers stamboom|コンパニオンサイト|版元ページ) 9月11日(金)に見本刷を手にした.幅広のカラフルなオビにくるま…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』

三中信宏 (2009年9月20日刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → コンパニオンサイト|版元ページ) 長めの前口上:物語の幕が上がる前に 1.トリヴィア,マルジナリア,あるいは記憶の痕跡 2.「…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(104/最終)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行,講談社[現代新書1849],ISBN:4061498495→詳細目次|反響録|コンパニオンサイト) 『系統樹思考の世界』出版以来,三年の長きにわたって続いてきたこの「反響録」も今回でおしまい.次は,遅く…

『種の起源(上)』

チャールズ・ダーウィン[渡辺政隆訳] (2009年9月20日刊行,光文社[古典新訳文庫],東京,423 pp.,本体価格838円,ISBN:9784334751906 → 版元ページ) 下巻は12月刊行予定とのこと.

『フィールド古生物学:進化の足跡を化石から読み解く』

大路樹生 (2009年08月20日刊行,東京大学出版会[ナチュラルヒストリーシリーズ],東京,168 pp.,本体価格2,800円,ISBN:9784130627153 → 版元ページ) このところ,東大出版会からは「古生物学」本が立て続けに出ている.

『生物学史論集』

木村陽二郎 (1987年4月30日刊行,八坂書房,東京,431 pp.,ISBNなし) 当然のことながら植物分類学史に関係する論考が多い.著者が,早田文蔵の最後の教え子だったことを初めて知った.早田の回想記事(初出は『遺伝』1967年)が所収されていたので,さっ…

『ダーウィンの思想:人間と動物のあいだ』

内井惣七 (2009年8月20日刊行,岩波書店[岩波新書・新赤版1202],x+218 pp., 本体価格740円,ISBN:9784004312024 → 版元ページ) 著者のサインを札幌でいただかないと!(よろしく)

『現代唯名論の構築:歴史の哲学への応用』

中山康雄 (2009年7月20日刊行,春秋社[シリーズ〈現代哲学への招待〉:Japanese Philosophers],東京,xii+250+11 pp.,本体価格3,200円,ISBN:9784393323281 → 版元ページ) メレオロジーに関する議論が関心を引く.

『日本産クモ類』

小野展嗣(編著) (2009年8月5日刊行,東海大学出版会,秦野,xvi+738 pp.,本体価格32,000円,ISBN:9784486017912 → 版元ページ) 派手な警告色のクモたちがカラー図版に勢揃いすると壮観.

『ザ・リンク:ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見』

コリン・タッジ[柴田裕之訳] (2009年9月下旬刊行予定,早川書房,予価1,800円) 「見本(非売品)」を版元から送っていただきました.感謝.4700万年前の霊長類〈イーダ〉の物語.

『動物学ラテン語辞典』

小野展嗣(編) (2009年9月下旬刊行予定,ぎょうせい,東京,本体価格25,000円,ISBN:9784324088029 → 版元ページ) 18,000語を採録しているとのこと.

『復刻・拡大版 植物学ラテン語辞典』

豊国秀夫(編) (2009年9月下旬刊行予定,ぎょうせい,東京,本体価格12,000円,ISBN:9784324088623 → 版元ページ) 7,800語を採録.初版は至文堂から刊行された(1982年).

『地域雑誌・谷中根津千駄木(93&94号)』

地域雑誌『谷根千』の最終号がついに出てしまったらしい(→〈谷根千ネット〉).これでおしまいかぁ.「93号」と「94号」が同時に発行されたらしい.今度,東京に出たときに忘れずに買うことにしよう.

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』

三中信宏 (2009年9月20日刊行予定,講談社[現代新書2014],328 pp.,本体価格800円(税込価格840円),ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト) 8月27日の時点で,オンライン書店bk1の「予約開始」が始まりました.同サイトの「内容説明」を…