『進化思考の世界:ヒトは森羅万象をどう体系化するか』余響(6)

三中信宏

(2010年9月25日刊行,日本放送出版協会NHK Books: No. 1164],東京,265 pp.,本体価格1,100円, ISBN:9784140911648コンパニオンサイト版元ページ余響録

知り合いからメールあり.『進化思考の世界』は文献リストに「遊び」がないのがつまらんとのこと.むしろ『系統樹思考の世界』と『分類思考の世界』が「遊び過ぎ」なんだってば! また,カバージャケットのウラが「真っ白」でおもろないとも.いや,前二著が「例外の外」なんだってば!:

ホ ン ダ ヨ ン ダ メ モ

火曜日は」(2010年10月12日)

Blog (Before- & Afterimages)

不寛容なディレッタント──ディオゲネスに応える(追記あり)」(2010年10月16日)
※編集素浪人 "ディオゲネス"によるアマゾン書評「体系の復権? 生成の擁護?」(2010年9月30日)が,ある面では厳格であるにもかかわらず,別の面ではヌケている理由はこれだったのか.

quod erat inveniendum

ウォード(2010)」(2010年10月18日)

MY BOOKSHELF

理系人に役立つ科学哲学」(2010年10月12日)
※「科学者が手にする武器としての科学哲学」はワタクシの持論です.

logical cypher scape

三中信宏『進化思考の世界』」(2010年10月23日)
※パターン/プロセスの問題は『思想地図β』の寄稿記事でも詳述します.執筆中の文化系統学の論文もそのラインに沿うことになるでしょう.ここ数日,古い本をひもときつつ,ある秘められた脈をゆっくりたどっている.「脈読み」はスリリングであり同時に充実感もある.個々のオブジェクトに作用する因果プロセスの「力」としてのちがいを越えて,オブジェクト間に共通する系譜の推定方法論としてのパターン分析の方法論として一般化された系統学を目指すという決意表明ですね.パターン分岐学はもともとそれを目標に掲げていたはず.

なお,農環研の広報情報室の書架に入りましたので,お近くの方は手に取ってください(→所蔵情報

以上,2010年10月25日午後2時時点

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