『いま、大学で何が起こっているのか』

日比嘉高

(2015年5月29日刊行,ひつじ書房, 東京, viii+151 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784894767690版元ページ日比嘉高研究室

【目次】
はじめに v

I 大学はどこに向かうのか

第1章 国立大から教員養成系・人文社会科学系は追い出されるかもしれない 3
第2章 大学をめぐって、いま何が起こっているのか 9
第3章 「大学改革」が見ていないものは何か 27
第4章 大学の「グローバル化」とは何か 39
第5章 語学教育と覇権主義 49
第6章 「大学は役に立つのか?」に答えるならば 総論編 59
第7章 「大学は役に立つのか? 」に答えるならば 日本文学研究の場合 71


II 変化するキャンパスと社会

第8章 東京大学「軍事研究解禁」騒動とデュアル・ユース 87
第9章 教室が「戦場」になった日? ―新聞による大学授業への介入を考える 103
第10章 なぜ『はだしのゲン』を閲覧制限していけないのか? 117
第11章 遊びの世界、仕事の世界 123
第12章 生涯学習は私たちの社会の新しい管理形態なのか ― 教育再生実行会議・ドゥルーズ・学びの両義性 135


あとがき 149