草森紳一
(2018年11月25日刊行,中央公論新社[中公文庫・く-28-1], 東京, 308 pp., 本体価格880円, ISBN:9784122066571 → 版元ページ)
元本:草森紳一『随筆 本が崩れる』(2005年10月20日刊行,文藝春秋[文春新書472],ISBN:4166604724 → 感想|版元ページ)の文庫化.目次は以下の通り:
【目次】
本が崩れる 9
素手もグローブ:戦後の野球少年時代 135
喫煙夜話〈この世に思残すこと無からしめむ〉 197
文庫版付録 273解説:六万二千冊の「蔵書にわれ困窮すの滑稽」[平山周吉] 299
- 魔笛なる奥野先生 274
- 本棚は羞恥する 281
- 白い書庫 顕と虚 284
- 本の精霊 290
- 本の行方 294
本編はすべて復刻されているが,元本にあった池内紀の巻末エッセイ「【跋】やわらかい本」は文庫版からは省かれている.