『「色のふしぎ」と不思議な社会:2020年代の「色覚」原論』目次

川端裕人
(2020年10月25日刊行,筑摩書房,東京, 7 color plates + 348 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-480-86091-0版元ページ


【目次】
カラー口絵(7 pp.)
はじめに 7

準備の章 先天色覚異常ってなんだろう 25

第1部 “今”を知り、古きを温ねる 49

第1章 21世紀の眼科のリアリティ 50
第2章 20世紀の当事者と社会のリアリティ 78

第2部 21世紀の色覚のサイエンス 111

第3章 色覚の進化と遺伝 112
第4章 目に入った光が色になるまで 149

第3部 色覚の医学と科学をめぐって 191

第5章 多様な、そして、連続したもの 192
第6章 誰が誰をあぶり出すのか —— 色覚スクリーニングをめぐって 234
終章 残響を鎮める、新しい物語を始める 291

あとがき 327

補遺 ヒトの4割は「隠れ色覚異常」という話 336