『生態学のための階層モデリング:RとBUGSによる分布・個体数量・種の豊かさの統計解析』

Marc Kery,J. Andrew Royle[深谷肇一・飯島勇人・伊東宏樹監訳|飯島勇人・伊東宏樹・奥田武弘・長田穣・川森愛・柴田泰宙・高木俊・辰巳晋一・仁科一哉・深澤圭太・深谷肇一・正木隆訳]
(2021年2月15日刊行,共立出版,東京, 32 color plates + xl + 756 pp., 本体価格13,500円, ISBN:978-4-320-05814-9版元ページ

“子犬本” ならぬ巨大な “トンボ本” をいただいた.ありがとうございました.昨日この新刊を手にしたときワタクシはフシギな既視感を覚えた.こういう本をかつて手にしたことがあるぞ,と “森” を探書したところ,ありました!  “メガネウラ” 並みのトンボ本だ:Philip S. Corbet[椿宜高・生方秀紀・上田哲行・東和敬監訳]『トンボ博物学:行動と生態の多様性』(2007年4月5日刊行, 海游舎,東京, 17 color plates + xxxvi + 798 pp., 本体価格26,000円, ISBN:978-4-905930-34-1).判型・頁数・重量・装丁のいずれをとっても,両書の “収斂” は実にみごとだ.ジャケットを見ただけだと,きっと姉妹本かとまちがえて,うっかりレジにお連れすることもあるかもしれない!(知らんけど)