坂本葵
(2025年3月24日刊行、平凡社、東京, 238 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-582-83982-1 → 版元ページ)
寝読み本として読了。ふだんは小説は読まないのだが、タイトルの “ルリユール” に袖を引かれたのかもしれない。製本術としてのルリユールについては:野村悠里『書物と製本術:ルリユール/綴じの文化史』(2017年2月24日刊行,みすず書房,東京, 8 color plates +iv+230 pp., 本体価格7,500円, ISBN:978-4-622-08565-2 → 版元ページ)に手が伸びる。
【目次】
第1章 本の魔術師 5
第2章 咲くやこの花、この菫 36
第3章 瓶詰めのキノコ 73
第4章 ざわめく活字 107
第5章 ベルギーの秘密の糸かがり 149
第6章 書物のための装幀曲 204
本書に登場する文芸作品 238