『野生動物のロードキル』目次

柳川久(監修)/塚田英晴・園田陽一(編)
(2023年1月10日刊行,東京大学出版会,東京, viii+327 pp., 本体価格5,500円, ISBN:978-4-13-060246-4版元ページ

つくばでも頻繁にロードキルを見かける.


【目次】
はじめに(柳川久) i

 

序章 「ロードキルという悲劇」――ワイルドライフマネジメントの今日的課題(塚田英晴) 1

I ロードキル問題とはなにか

第1章 ロードキル問題の歴史的背景(園田陽一) 17
第2章 道路による野生動物への生態学的影響(浅利裕伸) 32

II ロードキルに遭う動物たち

第3章 エゾシカ――大型動物のロードキル(野呂美紗子) 49
第4章 キタキツネとエゾリス――普通種のロードキルとその対策(柳川久) 63
第5章 タヌキ――ロードキルの5W1H(佐伯緑) 82
第6章 ハクビシンとアライグマ――個体群管理を介したロードキル対策(立脇隆文) 99
第7章 ツシマヤマネコイリオモテヤマネコ――ロードキルとその対策(山本以智人・内野祐弥) 116
第8章 アマミノクロウサギ――世界自然遺産の島で多発するロードキル鈴木真理子) 136
第9章 ケナガネズミ――樹上性哺乳類のロードキル(玉那覇彰子・亘悠哉) 152
第10章 エゾモモンガ――滑空性哺乳類の分断化対策(浅利裕伸) 166
第11章 ヤマネ――樹上性哺乳類の分断化対策(湊秋作・饗場葉留果) 177
第12章 野ネズミ――森の分断化が遺伝的分化に与える影響(佐藤淳) 194

III ロードキルをどう防ぐか

第13章 ロードキルデータの現状と課題(末次優花) 209
第14章 ロードキル個体の防疫対応と疫学への応用(浅川満彦) 235
第15章 ロードキルの防止と抑制対策(原文宏) 253
第16章 ロードキルのモニタリングとデータの活用(伊東英幸) 275
第17章 ロードキル対策の再考――ワイルドライフマネジメントの視点から(塚田英晴) 292

 

終章 これからのロードキル問題――道路生態学への応用(園田陽一) 305

 

おわりに(塚田英晴・園田陽一) 317
索引 321
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