『ダーウィンと進化論の哲学』

日本科学哲学会編/横山輝雄責任編集

(2011年6月25日刊行,勁草書房[科学哲学の展開・2],東京,本体価格3,900円,viii+308pp, ISBN:9784326101788 詳細目次版元ページ

【目次概略】
はしがき[横山輝雄] i


序論 ダーウィンと進化論の哲学[横山輝雄] 1


A ダーウィンの哲学

形質分岐の原理――ダーウィンとウォレス[内井惣七] 17
19世紀イングランドの科学哲学――自然選択説をめぐって[青木滋之] 73
ダーウィンとイギリス自然神学――適応としての人間本性[矢島壮平] 87
ダーウィン革命」とは何であったか[横山輝雄] 105
現代進化論と現代無神論――デネットによる概観を軸に[木島泰三] 127

B 進化論の哲学

生命を自然的に捉える[西脇与作] 151
進化論の還元不可能性[森元良太] 175
「エボデボ革命」はどの程度革命的なのか[戸田山和久] 191
進化生物学と適応主義[松本俊吉] 213
文化の進化可能性――心理メカニズムの観点から[中尾央] 237
生物経済学――もう一つの統合[田中泉吏] 255
頻度仮説と進化からの論拠[網谷祐一] 279


初出一覧 297
人名索引 299
事項索引 303