『科学的実在論を擁護する』

戸田山和久

(2015年1月31日刊行, 名古屋大学出版会, 名古屋, vi+328+20 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784815808013版元ページ

ご恵贈感謝! 熊さん先生はサングラス先生に「どうせまたボコボコにされる」(p. 328)らしい.

【目次】
序章 科学的実在論論争とは何か ―― 論争の原型 1

第 I 部 論争はいかにして始まったか

第1章 還元主義と消去主義 21
第2章 奇跡論法による実在論の復興 55
第3章 悲観的帰納法による奇跡論法批判 79
第4章 ケーススタディ ―― 熱素説 97
第5章 構成的経験主義からの実在論批判 121
第6章 決定不全性概念への反省 149

第 II 部 論点は多様化し拡散する

第7章 対象実在論 175
第8章 構造実在論 193
第9章 半実在論 215

第 III 部 論争を振り返り、未来を展望する

第10章 公理系アプローチからモデル中心的科学観へ 237
第11章 モデル中心的科学観と実在論論争 259
第12章 擁護に値するミニマルな実在論 281
終章 科学的実在論論争とは何であったのか、また何であるべきか 307


注 313
あとがき 321
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