『瀕死の統計学を救え! :有意性検定から「仮説が正しい確率」へ』目次

豊田秀樹
(2020年3月10日刊行,朝倉書店,東京, xii+144 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-254-12255-8版元ページ


【目次】
はじめに i
プロローグ viii

 

第I部 瀕死の統計学 1

1. 「統計的に有意」は必要条件にしか過ぎない-学述的価値に連動しない査読の基準- 1
2. 神の見えざる手-有意でも無意味な論文で学術誌は満載される- 16
3. 前門の虎・後門の狼-nは,根拠を示して予め定めねばならない- 34
4. ゾンビ問題-「事前に決めた」という事実を,事後,永久に保証するのか- 56

 

幕間:第I部で明らかになった問題点 72

 

第II部 統計学を救え! 74

5. ベイズの定理・「研究仮説が正しい確率」-比率の推測を例に- 74
6. 結論の言葉に真心を込めて-独立した2群の差の推測を例に- 92

 

幕間:解決された第I部の問題点 111

 

第III部 教育そして悪意 113

7. セリグマンの犬-対応ある2群の差の推測を例に- 113
8. 改ざんと隠ぺい-黒洞洞たる闇の広がり- 127

 

Q&A 135

 

参考文献 141
索引 142