『帝国図書館:近代日本の「知」の物語』目次

長尾宗典
(2023年4月25日刊行,中央公論新社中公新書・2749],東京, xvi+283 pp., 本体価格920円, ISBN:978-4-12-102749-8版元ページ


【目次】
まえがき i
帝国図書館変遷図 xiv
凡例 xvi

 

序章 近代日本と図書館 1

1. 図書館の受容 1
2. 国立図書館 8

第1章 多難なる船出 19

1. 書籍館誕生 19
2. 博覧会事務局との合併・分離 25
3. 東京書籍館 31

第2章 湯島から上野へ 49

1. 東京府書籍館 49
2. 東京図書館への改組 60
3. 「国立図書館」構想の原型 69

第3章 帝国図書館誕生 83

1. 田中稲城の「国立図書館」構想 83
2. 帝国図書館の設立に向けて 96
3. 帝国図書館の設立 110

第4章 「東洋一の図書館」の理想と現実 127

1. 新館開館 127
2. 帝国図書館を利用した人々 140
3. 明治末期の図書館界 153

第5章 逆境のなかの図書館 169

1. 大正前期の帝国図書館 169
2. 第一次大戦後の図書館 181
3. 大正から昭和へ 194

第6章 帝国図書館の黄昏 207

1. 思想問題と図書館利用 207
2. 戦時下の帝国図書館 219
3. 占領下の図書館改革 234

終章 国立国会図書館へ 253

 

あとがき 263
主要参考文献 268
帝国図書館 関係年表 278