2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『書店本事:台湾書店主43のストーリー』目次

郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳] (2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784909125125 → 版元ページ|映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube])掛け値なしに…

『書物の愉しみ:井波律子書評集』

井波律子 (2019年6月18日刊行,岩波書店,東京, xiv+521+18 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784000613453 → 版元ページ)30年に及ぶ書評集.著者が専門とする中国の古典や史書・伝記・小説に関する書評はとりわけ読み応えがある.さすがさすが.書評のあり方…

『書物の破壊の世界史:シュメールの粘土板からデジタル時代まで』読売新聞書評

フェルナンド・バエス[八重樫克彦・八重樫由貴子訳] (2019年3月22日刊行,紀伊國屋書店,東京, 739 pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784314011662 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が一般公開された:「古今東西 書物受難史——書物の破壊の世界史…フェルナン…

『不忍界隈』

橋本倫史『ドライブイン探訪』や『市場界隈:那覇市第一牧志市場界隈の人々』の著者である橋本倫史が発行する谷根千リトルプレス本.現在まで6冊発行されている: Vol. 01『「石島豆腐店」』(2018年6月25日発行, 19 pp., 本体価格278円) Vol. 02『谷中「砺…

『中国方言系統論:漢語系諸語の分岐と粤語の成立』目次

濱田武志 (2019年7月5日刊行,東京大学出版会,東京, viii+386 pp., 本体価格16,000円, ISBN:9784130860550 → 版元ページ)中国最南部の漢語系諸語を対象とする分岐学に基づくツリーとネットワークの最節約推定と祖語の最節約復元に関する言語系統学のモノ…

『人工知能が音楽を創る:創造性のコンピュータモデル』目次

デイヴィッド・コープ[平田圭二監訳|今井慎太郎・大村英史・東条敏訳] (2019年7月5日刊行,音楽之友社,東京, xx+443 pp., 本体価格4,200円, ISBN:9784276214132 → 版元ページ|参考音源)何でもかんでも “人工知能” ってキャッチコピーを付けるのは日本…

『モービー・ダック』目次

ドノヴァン・ホーン[村上光彦・横濱一樹訳] (2019年7月15日刊行,こぶし書房,東京, 654 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784875593515 → 版元ページ)大手町の読売新聞読書委員会の “トロ箱” に並んでいた.タイトルからして何かの小説だろうと通り過ぎたら…

『市場界隈:那覇市第一牧志市場界隈の人々』

橋本倫史 (2019年5月25日刊行,本の雑誌社,東京, 279 pp., 本体価格1,850円, ISBN:9784860114305 → 版元ページ)つい先日その歴史が終わった那覇の第一牧志市場のルポルタージュ.今年はじめに出た:橋本倫史『ドライブイン探訪』(2019年1月30日刊行,筑…

『哺乳類の卵:発生学の父、フォン・ベーアの生涯』目次

石川裕二 (2019年5月20日刊行,工作舎,東京, 173 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784875025085 → 版元ページ) “カール・エルンスト・フォン・ベーア萌え” の読者はきっと多くはないだろうなあ. 【目次】 はじめに 4 第1章 デリンガー教授との出会い 13 第2…

『思考と意味の取扱いガイド』

レイ・ジャッケンドフ[大堀壽夫・貝森有祐・山泉実訳] (2019年6月19日刊行,岩波書店,東京, xviii+315+26 pp., 本体価格, 3,600円, ISBN:9784000054720 → 版元ページ)

『「ことば」の平成論:天皇、広告、ITをめぐる私社会学』

鈴木洋仁 (2019年6月30日刊行,光文社[光文社新書・1014],東京, 205 pp., 本体価格780円, ISBN:9784334044206 → 版元ページ)

『海外で研究者になる:就活と仕事事情』目次

増田直紀 (2019年6月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2549],東京, x+253 pp., 本体価格880円, ISBN:9784121025494 → 版元ページ)海外で研究活動を続けるための極意と事例集.国ごとのちがい.海外ラボ立ち上げの苦労と喜び,などなど.これもきっと注…

『アインシュタインの旅行日記:日本・パレスチナ・スペイン』

アルバート・アインシュタイン[ゼエブ・ローゼンクランツ編/畔上司訳] (2019年6月20日刊行,草思社,東京, 358 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784794224002 → 版元ページ)

『水野仁輔のスパイスレッスン』

水野仁輔 (2019年6月25日刊行,中央公論新社,東京, 189 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784120052088 → 版元ページ)

『食で読み解くヨーロッパ:地理研究の現場から』

加賀美雅弘 (2019年4月10日刊行,朝倉書店,東京, vi+165 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784254163605 → 版元ページ)ヨーロッパの食文化を「地理学」と連動させて理解するという趣旨か.カラー写真いっぱい.

『影の美学:日本映画と照明』目次

宮尾大輔[笹川慶子・溝渕久美子訳] (2019年6月15日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, vi+324+41 pp., 本体価格5,400円, ISBN:9784815809515 → 版元ページ)「照明(lighting)」という観点から日本映画の歴史をたどる本.また,名古屋大学出版会かっ.原書…

『物語創世:聖書から〈ハリー・ポッター〉まで、文学の偉大なる力』目次

マーティン・プフナー[塩原通緒・田沢恭子訳] (2019年6月25日刊行,早川書房,東京, 471 pp., 本体価格4,500円, ISBN:9784152098696 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵(8 pp.) はじめに:地球の出 19 文学の世界の地図 34 第1章 アレクサンドロスの寝…

『世界の書店を旅する』目次

ホルヘ・カリオン[野中邦子訳] (2019年6月20日刊行,白水社,東京, 309+31 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784560096932 → 版元ページ)マンハッタンの〈ストランド書店〉もブエノスアイレスの〈エル・アテネオ・グランド・スプレンディッド書店〉も載って…