『歴史は実験できるのか:自然実験が解き明かす人類史』

ジャレド・ダイアモンド,ジェイムズ・A・ロビンソン編著[小坂恵理訳]
(2018年6月15日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, 272+41 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784766425192版元ページ

【目次】
プロローグ(ジャレド・ダイアモンド,ジェイムズ・A・ロビンソン) 7


第1章:ポリネシアの島々を文化実験する(パトリック・V・カーチ) 21
第2章:アメリカ西部はなぜ移民が増えたのか――19世紀植民地の成長の三段階(ジェイムズ・ベリッチ) 59
第3章:銀行制度はいかにして成立したか――アメリカ・ブラジル・メキシコからのエビデンス(スティーブン・ヘイバー) 97
第4章:ひとつの島はなぜ豊かな国と貧しい国にわかれたか――島の中と島と島の間の比較(ジャレド・ダイアモンド) 127
第5章:奴隷貿易はアフリカにどのような影響を与えたか(ネイサン・ナン) 145
第6章:イギリスのインド統治はなにを残したか――制度を比較分析する(アビジット・バナジーラクシュミ・アイヤー) 185
第7章:フランス革命の拡大と自然実験――アンシャンレジームから資本主義へ(ダロン・アセモグル,ダビデカントーニ,サイモン・ジョンソン,ジェイムズ・A・ロビンソン) 219


あとがき 人類史における比較研究法(ジャレド・ダイアモンド,ジェイムズ・A・ロビンソン) 253


原注 [1-41]