『ダーウィン『種の起源』を読む』

北村雄一

(2009年2月12日刊行,化学同人,京都,折込み図+302 pp., 本体価格2,000円,ISBN:9784759811704版元ページ著者ページ

【目次】
[折込み図]『種の起源』の章構成/たったひとつの図
まえがき:『種の起源』を読む意味とはなんだろうか 5
第1章 変異があれば品種ができる 18
   コラム「メンデルとダーウィン
第2章 種と変種は違うのか 42
   コラム「『分類階級』の階級」
第3章 生物どうしの争いが重要 62
   コラム「ルイセンコ騒動」
第4章 自然選択が種を生みだすしくみ 78
   コラム「性選択」
第5章 変異と遺伝のしくみ 104
   コラム「科学の方法とダーウィンの論証」
第6章 進化理論に不都合な現象 120
   コラム「発電器官の収斂と分岐学」
第7章 複雑な本能も進化で説明可能か 138
   コラム「血縁淘汰と群淘汰」
第8章 交配できないと別種なのか 158
   コラム「サクラソウの二つの花」
第9章 中間種の化石が見つからないわけ 178
   コラム「グールドとカンブリア爆発
第10章 化石記録からわかる進化の証拠 202
   コラム「停止した進化?」
第11章 生物の分布が進化の証拠に(1) 224
   コラム「ダーウィンとウォレス」
第12章 生物の分布が進化の証拠に(2) 244
   コラム「ナンキョクブナと大陸移動説」
第13章 分類・形態学・発生学も進化理論で 262
   コラム「系統学以後の分類学
第14章 進化理論の論証のまとめ 282
あとがき 296
ブックガイド 300