『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』

須藤靖・伊勢田哲治

(2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., ISBN:9784309624570版元ページ

書影いうもんはたいてい「オビ抜き」で撮られることが多いけど,この本は「オビ付き」やないとおもろないっ.

【目次】
はじめに:科学哲学と科学の間の埋めがたき違和感 7
第1章 科学者が抱く科学哲学者への不信 18
第2章 ツッコミながら教わる科学哲学 41
第3章 哲学者の興味の持ち方 78
第4章 科学者の理解し難い科学哲学的テーマ(1):因果論とビリヤード 116
第5章 科学者の理解し難い科学哲学的テーマ(2):実在論反実在論をめぐる応酬 180
第6章 答えの出ない問いを考え続けることについて 230
第7章 科学哲学の目的は何か,これから何を目指すのか 263
終わりに:気の長い異分野間対話のために 297