『科学・2014年6月号』

(2014年6月1日発行,岩波書店,東京 → 版元ページ

特集〈科学エッセイの楽しみ〉.ワタクシも寄稿しました:三中信宏「「路上観察学」的アンテナを張りめぐらす」.

【特集目次】


〈科学エッセイの楽しみ〉



I. 見えるものと見えないもの 630

紙一重から……時枝正 632
人魂の行方……加藤真 634
垣間みる潜在的な心──日常の隙間から……下條信輔 636
路上のカニ……佐藤正典 638
誰が光をみたか……木村龍治 640
歌の科学,科学の歌……円城塔 642
チベットの聖地を巡りながら……小林尚礼 644
愛の矢……千葉聡 646
見えないモノを視る──ブラックホールの色彩と異星の夕焼け……福江純 648
立場によって違って見える世界……佐藤克文 650


II. 出会いと発見 654

菜の葉にとまれ……中村桂子 656
酒と氷とリケジョとリケジィ……長沼毅 658
黒いものは黒い……川上和人 660
ブラックホールに落ちるとどうなるか?……大栗博司 662
屋久杉の年輪,岩石の磁気と宇宙現象……江沢洋 664
マヤ文明と日本人の日常生活……青山和夫 666
太陽からの贈りもの……川上紳一 668
変容する形態──比較形態学のすすめ……倉谷滋 670
路上観察学」的アンテナを張りめぐらす……三中信宏 672
あの日,カラスは応えたのか……松原始 674


III. 科学と社会 676

驚きから普遍へ──科学史から見た科学の魔力……三村太郎 678
海と魚と環境教育……益田玲爾 680
イノハナ茸……小澤祥司 682
夏のはじめに……大河内直彦 684
芸術の一ジャンルとしての科学……岩崎秀雄 686
自然と人間性……八代嘉美 688
マリー・キュリー再訪から……内田麻理香 690
日常からの超常授業……植木不等式 692
科学は危機なのか?……高井研 694
タクシーが教室,運転手は先生──市民科学から庶民科学へ……安渓遊地 696