『仕事と家族:日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』

筒井淳也

(2015年5月25日刊行,中央公論新社中公新書・2322],東京,x+209 pp., ISBN:9784121023223版元ページ

【目次】
まえがき i

第1章 日本は今どこにいるか 1

 1. 工業化と「国のかたち」 1
 2. 各国の多様性 9
 3. 現在の仕事と家族を見る視点 21

第2章 なぜ出生率は低下したのか? 31

 1. 少子化・未婚化の要因を探る 31
 2. 日本で未婚化が進んだのはなぜか 45
 3. 女性労働力参加率と出生率の関係 57

第3章 女性の社会進出と「日本的な働き方」 77

 1. なぜ女性の労働力参加は進んだか 77
 2. 日本の女性労働の変化 88
 3. 「日本的な働き方」と均等法 98

第4章 お手本になる国はあるのか? 121

 1. 自由主義社会民主主義保守主義 121
 2. サービス職の特徴とグローバル化 146

第5章 家族と格差のやっかいな関係 161

 1. 家族にどこまで負担を負わせるか 161
 2. 家事負担の平等化はなぜ進まないか 171
 3. 家族と格差のこれから 186

終章 社会的分断を超えて 197



参考文献 [209-207]