『日本人とリズム感:「拍」をめぐる日本文化論』

樋口桂子
(2017年12月5日刊行,青土社,東京, 299 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784791770281 版元ページ

ハズレ.確かに日本文化論ではあったが,ワタクシが予期していた “音楽” の本ではなかった.すまん,他の読み手を探してくれぇ〜

【目次】
まえがき 9

第1章 「ものおと」の気配 15

1「ものおと」がする 15
2 気配と気分 22

第2章 リズムの方向 39

1 稲作のリズム 39
2 文字のリズム 67

第3章 模倣のリズムと情景の模写 75

バロック・ダンスの準備 75
2 数の模倣から気分の模倣へ 92
3 日本語の呼吸と模写の言葉 106

第4章 リズムの距離 133

1 距離か場所か 133
2 「もの」を生む距離 156
3 リズムの中景 168

第5章 「ソ」の裏側 181

1 ウラ、ウチ、ソ 181
2 ウラに向かう身体と声 212

第6章 「なつかし」のリズム 235

1 発声と「なつかし」 235
2 懐旧の中世 245
3 切断された聴き手 251
4 ねじれた時間のリズム 258

終章 リズムの断層 267



註 281
あとがき 293