『絡まり合う生命:人間を超えた人類学』目次

奥野克巳
(2022年1月8日刊行,亜紀書房,東京, 370 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7505-1724-7版元ページ


【目次】
序論 平地における完全なる敗者 9

第1部 アニマルズ 39

 第1章 鳥たち 40
 第2章 リーフモンキーの救命鳥 50
 第3章 2でなく3、 そして4 76
 第4章 ネコと踊るワルツ 92

第2部 スピーシーズ 109

 第5章 多種で考える――マルチスピーシーズ民族誌の野望 110
 第6章 明るい人新世、暗い人新世 138
 第7章 人間以上の世界の病原体 159
 第8章 菌から地球外生命体まで 179

第3部 アニミズム 195

 第9章 人間だけが地球の主人ではない 196
 第10章 科学を凌ぐ生の詩学 208
 第11章 ぬいぐるみとの対話 237

第4部 ライフ 253

 第12章 考える森 254
 第12章補論 考える、生きる 285
 第13章 記号生命 291
 第14章 バイオソーシャル・ビカミングス――ティム・インゴルドは進化をどう捉え、どう超えたか 313

 終章 人類の残された耐用年数――厚い記述と薄い記述をめぐって 333

あとがき 347
参考文献 353