『月と地球の進化論』
レベッカ・ボイル[大森充香訳]
(2025年10月31日刊行、丸善出版、東京, xxii+287 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-621-31187-5 → 目次|版元ページ)
書評掲載予定:三中信宏「地球と月 ── 隣り合うふたつの星の物語」日経サイエンス2026年3月号, p. 110 → 目次。
『ジャカルタ・アトラス —— 地図でみる都市の成熟』
三村豊・新井健一郎・小泉佑介編|田川昇平・林憲吾・塩寺さとみ・加反真帆・吉田航太著
(2025年11月21日刊行、春風社、横浜, 162 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-868-16100-4 → 版元ページ)
かつての蘭印バタヴィアは、現在は人口三千万人の巨大都市ジャカルタとなっている。その姿を地図情報から描き出す新刊。ご恵贈ありがとうございました。
ジャカルタの未来 138
『南洋標本館』
葉山博子
(2025年7月25日刊行、早川書房、東京, 529 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-15-210441-0 → 目次|版元ページ)
※読了。本書は台湾から東南アジアの島々をフィールドとした二人の植物学者が主役の小説。500ページ超を読み進むうちに、本書の舞台の一つである旧蘭印バタヴィアのボイテンゾルフ植物園に赴任していた植物分類学者ヘルマン・ラムが現地の雑誌「蘭印博物学会誌(Natuurkundig Tijdschrift voor Nederlandsch-Indië)」に連載したパプア・ニューギニア探査記録『Fragmenta Papuana』(1927〜29 → 書誌情報)を思い出す。
『月と地球の進化論』
レベッカ・ボイル[大森充香訳]
(2025年10月31日刊行、丸善出版、東京, xxii+287 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-621-31187-5 → 目次|版元ページ)
日が変わって書評原稿をやっと編集部にメール送信。チャールズ・ダーウィンの次男である天文学者ジョージ・ハワード・ダーウィンが大活躍する。ジョージについては、二人の娘グウェン・ラヴェラとマーガレット・ケインズによる伝記に詳しい:
『月と地球の進化論』
レベッカ・ボイル[大森充香訳]
(2025年10月31日刊行、丸善出版、東京, XXII+287 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-621-31187-5 → 版元ページ)
謝辞 258
おもな参考文献 261
索引 275
原著者紹介/訳者紹介 287
『南洋標本館』
葉山博子
(2025年7月25日刊行、早川書房、東京, 529 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-15-210441-0 → 版元ページ)
注釈 517
謝辞 525
出典 526
主要参考文献 527
『薔薇の名前[完全版]下』
ウンベルト・エーコ[河島英昭・河島思朗訳]
(2025年12月26日刊行、東京創元社、東京, 526 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-488-01694-4 → 版元ページ)
ワタクシの手元にある旧版:ウンベルト・エーコ[河島英昭訳]『薔薇の名前[下]』(1990年1月25日刊行、東京創元社、東京, 426 pp., 本体価格1,942円, ISBN:4-488-01352-X)。今回出版された完全版の巻末には:ウンベルト・エーコ「『薔薇の名前』覚書」(pp. 383-443)、「作者の素描と構想メモ」(pp. 445-479)、河島英昭「旧版解説」(pp. 481-522)、河島思朗「『薔薇の名前』[完全版]刊行にあたって」(pp. 523-526)が付されている。
『薔薇の名前[完全版]上』
ウンベルト・エーコ[河島英昭・河島思朗訳]
(2025年12月26日刊行、東京創元社、東京, 412 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-488-01693-7 → 版元ページ)
ワタクシの手元にある旧版:ウンベルト・エーコ[河島英昭訳]『薔薇の名前[上]』(1990年1月25日刊行、東京創元社、東京, 413 pp., 本体価格1,942円, ISBN:4-488-01351-1)。今回出版された完全版の冒頭には:ウンベルト・エーコ「二〇一二年版への付記」(p. 11-14)が付けられている。
『三歩あるけば、旅の空 —— ふと、湯船が恋しくなる湯けむり紀行』
平川克美(2025年12月20日刊行、灯光舎、京都, viii+229 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-909992-06-2 → 目次|版元ドットコム)
読了。著者はまえがきで「写真も、情報もない温泉紀行」(p. ii)と記しているが、ワタクシは本書に登場する温泉のほぼ1/3は行ったことがあるのでイメージが湧く。田山花袋『温泉めぐり』(2007年6月15日刊行[初版1926年],岩波書店[岩波文庫・31-021-7],東京,380 pp., ISBN:978-4-00-310217-6 → 感想|版元ページ)の現代版のような読後感。
『三歩あるけば、旅の空 —— ふと、湯船が恋しくなる湯けむり紀行』
平川克美
(2025年12月20日刊行、灯光舎、京都, viii+229 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-909992-06-2 → 版元ドットコム)
日本各地44湯をめぐった温泉紀行本のご恵贈ありがとうございました。
たそがれ清兵衛が暮らしていた村 ♨山形県・湯田川温泉 1
大正ロマネスクの湯屋 ♨群馬県・四万温泉 6
豪雨の中の掛湯 ♨山形県・峩々温泉 10
岡山-牛窓-姫路 ♨兵庫県・塩田温泉 15
これぞ富士見の絶景温泉 ♨山梨県・ほったらかし温泉 24
四五度超えの熱湯 ♨島根県・温泉津温泉 29
『ゲンセンカン主人』の舞台、湯宿温泉を歩く ♨群馬県・湯宿温泉 34
小田嶋夫妻との青森三人旅 ♨青森県・酸ヶ湯温泉、青荷温泉、蔦温泉 39
『男はつらいよ』のロケ地 ♨長野県・別所温泉 45
至上の源泉湧き流しを堪能する ♨岩手県・鉛温泉 50
コロナウイルス禍のバス旅 ♨群馬県・月夜野温泉、宝川温泉 54
ラジオデイズが生まれた玉翠楼の夜 ♨神奈川県・広沢寺温泉 59
蓼科で小津安二郎を偲ぶ ♨長野県・横谷温泉 68
雪見風呂を求めて ♨岩手県・松川温泉 73
俳人一茶の愛した旅籠町 ♨長野県・湯田中温泉 78
漁師町の小さな銭湯 ♨神奈川県・井川湯、鷲の湯 83
一五〇年続いている老舗旅館の檜風呂 ♨静岡県・金谷旅館 88
蔵書三万冊、蓼科文化の拠点親湯温泉 ♨長野県・蓼科親湯温泉 93
まるほん旅館 有名温泉地の狭間の隠れた名湯 ♨群馬県・沢渡温泉 98
フジロックの開催日に訪れた目の温泉 ♨新潟県・貝掛温泉 103
遊子千曲館の五色の湯 ♨長野県・戸倉上山田温泉 108
亀山湖畔のチョコレート色の温泉 ♨千葉県・亀山温泉 113
温泉好きを惹きつける理由 ♨長野県・戸倉上山田温泉 118
笛吹川沿いの温泉街 ♨山梨県・石和温泉 123
ぬる湯の名所 ♨山梨県・下部温泉 128
小湊鐵道に乗って千葉の秘湯を訪ねる ♨千葉県・養老渓谷温泉 133
京都の銭湯から、那須までの旅 ♨京都府・桜湯、栃木県・大丸温泉旅館 138
方言の宿の巨大露天風呂で泳ぐ ♨山形県・湯の瀬温泉 143
雨は蕭々と降つてゐた ♨熊本県・雨の大阿蘇 148
人気の温泉地で感じた違和感 ♨熊本県・黒川温泉 153
若者たちが守る銭湯の極北 ♨東京都・小杉湯 158
煙突の見える場所 ♨東京都・タカラ湯 163
伝統の大黒屋と白河の関 ♨福島県・甲子温泉 168
船堀の川の岸辺で東京最古の銭湯に浸かる ♨東京都・あけぼの湯 173
限界集落の堡塁を守る ♨長野県・霊泉寺温泉 178
月山の山裾に突如現れる温泉街 ♨山形県・肘折温泉 183
文豪ゆかりの温泉場 ♨静岡県・修善寺温泉 188
新徴組本部だった旅館に泊まる ♨山形県・湯田川温泉 193
大学院の教え子と巡った乳頭温泉郷 ♨秋田県・黒湯温泉、蟹場温泉 198
玉川温泉の凄み ♨秋田県・玉川温泉、後生掛温泉、蒸ノ湯温泉 203
これがあるから生きてゆける ♨神奈川県・吉池旅館 208
思いのほか寒かった鹿児島 ♨鹿児島県・薩摩川内の温泉 212
指宿で最高の銭湯に出会う ♨鹿児島県・指宿の温泉 217
なかなかお目にかかれない名湯 ♨宮城県・鳴子温泉 222
おわりに 227