豊崎由美
（2011年4月20日刊行，光文社［光文社新書515］，東京，230 pp., ISBN:9784334036195 → 書評｜版元ページ）
【目次】
第1講 大八車（小説）を押すことが書評家の役目 7
第2講 粗筋紹介も立派な書評 17
第3講 書評の「読み物」としての面白さ 27
第4講 書評の文字数 37
第5講 日本と海外、書評の違い 47
第6講 「ネタばらし」はどこまで許されるのか 57
第7講 「ネタばらし」問題 日本篇 67
第8講 書評の読み比べ —— その人にしか書けない書評とは 81
第9講 「援用」は諸刃の剣 —— 『聖家族』評読み比べ 93
第10講 プロの書評と感想文の違い 107
第11講 Amazonのカスタマーレビュー 119
第12講 新聞書評を採点してみる 131
第13講 『１Ｑ８４』一・二巻の書評読み比べ 145
第14講 引き続き、『１Ｑ８４』の書評をめぐって 157
第15講 トヨザキ流書評の書き方169
対談：ガラパゴス的ニッポンの書評 —— その来歴と行方［豊崎由美×大澤聡］ 181
あとがき 228
