安東百福(監修)・奥村彪生(著)
(1998年6月1日刊行,フーディアム・コミュニケーション,東京,223 pp., ISBN:4938642093)
経堂の遠藤書店にてゲット.前に目をつけていたのだが,うっかり会忘れていた.ラーメンを含む日本と中国の麵類(=麺類)全体の地理的分布と時間的変遷をたどった本.巻末に「中国における麵条や麵片の誕生と日本における変容とその進化の系統図」(pp. 210-211)という見開きの麺類系統樹が載っている(このために買ったようなもの).餃子やワンタンなどの「麵片」類とラーメンやうどんの「麵条」に大別し,全体の共通祖先を「湯餅」と仮定している.