『マイコフィリア きのこ愛好症:知られざるキノコの不思議世界』

ユージニア・ボーン[吹春俊光監修|佐藤幸治田中涼子訳]

(2016年1月27日刊行,ピエ・ブックス,東京, 427+IV pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784756244055版元ページ

熊本滞在最終日の夕方,上通りアーケード街にある〈長崎書店〉の店頭をウロウロしていたら,平台から「買え〜買え〜」コールが聞こえてきたので,レジにお連れした新刊.あまりにケバいカバージャケットに,ヤバいキノコの本かと一瞬たじろいだ.熱狂的キノコ主義者のみなさんは買うしかないだろうね.

【目次】
はじめに 6
第1章 キノコ狩りという名の響宴 18
第2章 菌学会で出会った、魅力的なキノコ博士たち 71
第3章 役に立つ菌類、破壊する菌類、寄生する菌類 106
第4章 キノコハンター、キノコ泥棒、キノコ狂 145
第5章 キノコを育てる人々 188
第6章 官能のキノコ、トリュフ 207
第7章 マッシュルームのすべて 242
第8章 キノコは新時代のスーパーフード 267
第9章 薬になるキノコ、毒になるキノコ 295
第10章 マジックマッシュルームの誘惑 336
第11章 マイコテクノロジー 菌類応用技術という魔法 376
第12章 私たちは菌の集合体である 400
献辞 424
訳者あとがき 426
索引 [I-IV]