『戦地の図書館:海を越えた一億四千万冊』

モリー・グプティル・マニング[松尾恭子訳]
(2016年5月31日刊行,東京創元社,東京, 257 + lix pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784488003845書評目次版元ページ

第二次世界大戦中に全世界に展開されたアメリカ軍の最前線にまで〈兵隊文庫〉の名のもとに大量の本を送り続けたアメリカ国内の図書館業界とボランティア活動を通して,戦時中にあっては本もまた強力な “武器” だったことを示したとても示唆に富む本.