『〈日本語の焦点〉日本語「標準形」の歴史:話し言葉・書き言葉・表記』目次

野村剛史
(2019年6月10日刊行,講談社講談社選書メチエ・704],東京, 269 pp., 本体価格1,850円, ISBN:9784065163856版元ページ

これまたいただきもの.明治以降の「標準語」よりももっとさかのぼる「標準形【スタンダード】」についての本.

【目次】
はじめに 3

第I章 話し言葉のスタンダード 13

I-1 話し言葉と書き言葉、方言と中央語 14
I-2 中央語からスタンダードへ 19
I-3 スタンダードの楕円化 31
I-4 明治維新 41
I-5 「標準語」 56

第II章 書き言葉のスタンダード 63

II-1 近現代口語体 69
II-2 普通文 95
II-3 近世標準文語文 116
II-4 中世書き言葉スタンダード 131
II-5 漢文、漢文訓読、漢文訓読体(漢文訓読調)、変体漢文、和漢混淆文、記録体、仮名文、和文 157

第III章 表記のスタンダード 167

III-1 表記法大概 168
III-2 片仮名の使用 173
III-3 音韻と仮名 196
III-4 仮名遣い 210
III-5 近代仮名遣い問題 230
III-6 活字印刷 251

 

注 266