『文化資源学:文化の見つけかたと育てかた』目次

東京大学文化資源学研究室(編)
(2021年10月25日刊行,新曜社,東京, 2 color plates + 242 pp., 本体2,600円, ISBN: 978-4-7885-1743-1 → 版元ページ


【目次】
カラー口絵(2 pp.)
序  文化資源学――文化の見つけかたと育てかた  小林真理 7

第一部 おと・ことば・かたち

第1章 環境の音は誰のもの?――「発車メロディ」と著作権問題  渡辺裕 16
第2章 集中講義「猥褻論」  木下直之 33
第3章 文化資源学の作法――「個室」の成立と変貌に焦点をあてて  佐藤健二 50

第二部 見つけかた

第4章 美術史と文化資源の往還――絵巻の国際的研究を通じて  髙岸輝 68
第5章 文化資源としての葬儀――第三者の関与による変容と継承  西村明 83 
第6章 文化資源としてのゲーム――ゲーム保存の現状と課題  吉田寛 98
第7章 ベースの場――文化資源としての在日米軍基地  ライアン・ホームバーグ 117
第8章 一九四九年のコカコーラ――小津安二郎監督『晩春』と敗戦へのまなざし  福島勲 128 
第9章 米国セツルメント・ハウスにおける本づくり――エレン・ゲイツ・スターの工芸製本  野村悠里 147

第三部 育てかた

第10章 文化資源学研究専攻における文化経営の位置づけ  小林真理 168
第11章 文化資源学における論文の型  中村雄祐 184
第12章 文化経営学の対象――文化政策研究の発見  小林真理 202
第13章 文化資源学の国際展開  松田陽 218

 

事項・作品名索引 [240-236]
人名索引 [242-241]