『食う、食われる、食いあう:マルチスピーシーズ民族誌の思考』目次

近藤祉秋・吉田真理子(編)
(2021年10月30日刊行,青土社,東京, 282 + ii pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-7917-7422-7版元ページ

ここ数年, “マルチスピーシーズ民族誌” というキーワードで探書アンテナに引っかかっくる本がちらほらある.本書もたまたま書店で見つけた.


【目次】
序章 人間以上の世界から「食」を考える(近藤祉秋・吉田真理子) 9
第一章 牡蠣がつくり育てられているとき――タスマニアと三重の事例から(吉田真理子) 67
第二章 乳牛とのダンスレッスン――北十勝の事例から(ポール・ハンセン) 107
第三章  育種の産業化で人と野菜の対話は失われるのか――日本の種苗会社四社の事例から(河合史子・西川芳昭) 141
第四章 ウルシと共に生きる――関西の二つの山村地域から(鈴木和歌奈) 169
第五章  破壊された森とヤマアラシの生――マレーシアの事例から(奥野克巳) 197
第六章 嗅ぎあう世界の狩猟と獣害――九州山地の事例から(近藤祉秋・合原織部・福本純子) 237
あとがき 「食席」に関係づけること(吉田真理子・近藤祉秋 ) 273

 

執筆者略歴 [i-ii]