『理論分類学の曙』ふたたび

八馬高明
(1987年7月25日刊行,武田書店,東京,xx+282 pp.,ISBN:4-88689-000-8

あるツイートで言及されていた.奇書中の奇書です.ワタクシの書庫の “神棚” にも安置されています.うん,読んでもよくわかりません.「分類の本」には人生観や世界観を大きく展開するタイプの本がたまにあって,わからないときには徹底的にわからないことがあります.そういうときは,じたばたせずに「ワタクシはこの本には呼ばれなかったのだ」と諦観して立ち去るのがシアワセな読書人生の過ごし方でしょう.ちなみに,20年後に本書の抜粋本:武田書店編集部(編)『新しい学問:理論分類学とはどんな学問なのか』(2008年11月刊行,武田書店,東京, xix+13+10pp., ISBN:9784886890788)が出ているが,この冊子の現物はいまだ見たことがない.