金水敏
(2025年5月5日刊行、SBクリエイティブ[SB新書・691]、東京, 255pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-8156-2471-2 → 版元ページ)
【目次】
はじめに 3
第一章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か——大阪弁のリズム 15
【コラム1】ちゃうちゃうちゃうんちゃう?——「ちゃう」について 42第二章 歌う大阪弁——アクセントが作ることばのメロディー 45
【コラム2】ソースの二度漬け禁止やで——指定辞の「や」 72第三章 大阪弁・関西弁はひとつじゃない——ほんものの「大阪弁」とは? 75
【コラム3】地震や、揺れてはる——ハル敬語について 102第四章 大阪弁はいつ、どのように生まれたのか——「コテコテ大阪弁」の誕生とその後 105
【コラム4】アホちゃいまんねん、パーでんねん——コテコテ大阪弁の敬語たち 132第五章 大阪人は本当にケチか——ステレオタイプの成立と変容 137
【コラム5】「さん」と「はん」——「おけいはん」は正しいか? 172第六章 大阪人のコミュニケーションはどこがちがうのか——大阪人はストリートファイター 175
【コラム6】「自分」って誰?——自称詞と対称詞にまたがる代名詞 202第七章 日本語話者はなぜ大阪弁に魅せられるのか——ポストモダン化する日本語話者 205
【コラム7】ゆうた、しもた、こうた、わろた——全国化する関西弁 232おわりに 235
参考文献 246
資料出典 252