『ダーウィンの珊瑚:進化論のダイアグラムと博物学』

ホルスト・ブレーデカンプ[濱中春訳]

(2010年12月10日刊行,法政大学出版局[叢書ウニベルシタス949],東京,16 color plates + iv+185 pp., 本体価格2,900円,ISBN:9784588009495版元ページ大学出版部協会ページ

【目次】
カラー口絵(16 pp.)
はじめに 1


I 拾得物(1834年) 5

II 樹から珊瑚へ(1837年) 11

  1. 樹のモデル  12
  2. 最初のスケッチ  21
  3. 珊瑚のモデル  25

III ストリックランドの対案(1840年) 41

  1. メタファー批判  42
  2. 樹から地図へ  45
  3. 地図のモデル  47

IV 円環のスケッチからダイアグラムへ(1851-1858年) 51

  1. 円の切片  52
  2. ウォレスへの返答  61
  3. 原モデルの精密さ  68

V 『種の起源』の図版(1859年) 81

  1. 形  82
  2. 意味論上の欠落  87
  3. 珊瑚としての進化  92

VI 珊瑚の博物学 99

  1. 変容のわざ  100
  2. 珊瑚人気とアクアリウム  105
  3. ダーウィンにおける芸術家としての珊瑚のイメージ  110

VII 進化と美の問題 117

  1. ヘッケルの樫の木  118
  2. 樹の限界  122
  3. 余剰の眼  126


おわりに  129


原注  133
参考文献  151
図版出典  169
訳者あとがき  173
人名索引  [185-184]