倉田剛
(2017年4月7日刊行, 新曜社,東京, xii+186 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784788515185 → 版元ページ)
【目次】
序文 i第一講義 イントロダクション─存在論とは何か 1
1 何が存在するのか 1
2 存在論の諸区分 16第二講義 方法論あるいはメタ存在論について 35
1 存在論的コミットメントとその周辺 35
2 理論的美徳─「適切な存在論」の基準について 51
3 非クワイン的なメタ存在論 62第三講義 カテゴリーの体系─形式的因子と形式的関係 81
1 カテゴリーと形式的因子 81
2 形式的関係 89第四講義 性質に関する実在論 101
1 ものが性質をもつということ 101
2 実在論の擁護 109
3 ミニマルな実在論 117第五講義 唯名論への応答 139
1 クラス唯名論 139
2 類似性唯名論 147
3 述語唯名論 152
4 トロープ唯名論 154
結語にかえて─存在の問いはトリヴァルに解決されるのか? 167
読書案内 177
あとがき 181
索引 183