吉原良一
(2018年10月7日刊行,旭屋出版,東京,205 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784751113226 → 版元ページ)
【目次】
はじめに 1第1章 さぬきうどんの源流と広がり 13
さぬきうどんのルーツを探る 14
水車と石臼のルーツ 27
江戸の麺文化と水車・石臼 49
金毘羅参詣道に〝さぬきうどん〟を売る人気路面店出現 56
江戸期から近代の小麦製粉と、讃岐の水車の盛衰 73
さぬきうどんが〝庶民の食〟に 89第2章 花開いた香川県のうどん食文化 105
うどんがどう「県民食」になったか 107
さぬきうどんの麺質とその変化 114
大正、昭和期のさぬきうどんの味 119
出汁がなぜイリコ中心か 125
香川発祥の「セルフスタイル」の原点と進化 130
さぬきうどん全国区への道 135
香川のさぬきうどんの新しい潮流 140
香川のうどん店と「おでん」 146第3章 さぬきうどんの小麦・小麦粉についてもっと知る 149
豪州産小麦との稀有な出合い 150
注目される日本のうどん用小麦 160
小麦・小麦粉の分類とうどん適性 172
うどんの「食感」を作り出すでん粉、グルテンと伝統技術 176
小麦粉選びの視点から 178
小麦粉の保存と賞味期限小麦粉の保存と賞味期限 182第4章 さぬきうどんの打ち方と小麦粉の活用 185
うどんを打つ際の小麦粉の扱いについて 186
さぬきうどん1玉の重量と小麦粉の適量 190
手合わせ(水回し)と塩の働き 192
うどんがよりおいしくなる「茹で方」考 195エピローグ —— さぬきうどんという大河 200