『科学者と魔法使いの弟子:科学と非科学の境界』目次

中尾麻伊香
(2019年2月8日刊行,青土社,東京, 204 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784791771349版元ページ

【目次】
はじめに 5

 

第 I 部 ファウストの末裔——科学は脱魔術なのか? 9

第1章 原子力をめぐる錬金術物語——想像される科学技術と召喚される魔法の言葉 13
第2章 「科学者の自由な楽園」が国民に開かれる時——STAP/千里眼錬金術をめぐる科学と魔術のシンフォニー 45
第3章 疎外されゆく物理学者たち——加速器から原子力まで 79

第 II 部 メフィストの誘惑——いつまで「人間」でいられるのか? 109

第4章 ノイマン博士の異常な愛情——またはマッド・サイエンティストの夢と現実 113
第5章 恐竜と怪獣と人類のあいだ——恐竜表象の歴史をたどって 143
第6章 ゴジラが想像/創造する共同体——「属国」としての「科学技術立国」 161

 

おわりに 177

 

註 183
初出 203