『進化理論の構造 I・II』登攀記録(第6章)

ティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]
(2021年11月20日刊行,工作舎,東京, 808 + 1,120 pp., 本体価格9,000円 [I]/11,000円 [II],ISBN:978-4-87502-534-4 [I] | ISBN:978-4-87502-535-1 [II] → 目次 [I]目次 [II]版元ページ [I]版元ページ [II]

第6章の登攀記録:2022年1月13日(木) ——

  • #進化理論の構造 続く第6章第1節「ダーウィンと生物的競争の果実」(pp. 648-665)読了.ダーウィンにとっての「生存競争」の意味するところ.そして,「進歩」との結びつき. posted at 09:53:56
  • #進化理論の構造 続く第6章第2節「地質学の舞台上の斉一性」(pp. 666-696)読了.地球の年齢を「1000万年〜1億年」と推定したケルヴィン卿に対するダーウィン,ハクスリー,ウォレスそれぞれの対応.次は第7章「限定的な総意としての現代総合説」へ. posted at 10:26:42
  • #進化理論の構造 あと100ページあまりでこの第I巻は読み終わる.この巻に所収された第1部「ダーウィン流ロジックと論争の歴史」(pp. 19-806)は,現代総合説へいたる進化思想史の鳥瞰図だ.グールドの過去の生物学史本(『個体発生と系統発生』工作舎など)を事前に読んでいれば意外にさくさく進む. posted at 10:46:38
  • #進化理論の構造 もう1冊の鈍器本:Ernst Mayr 1982. The Growth of Biological Thought: Diversity, Evolution, and Inheritance. Harvard UP xii+974 pp. を副読本として予習しておくと,グールド本の巨大な脚註群(というか “ボックス” )は横目で読める(かも).ワタクシ的にはオススメです. posted at 10:52:38