2011-01-01から1年間の記事一覧

『ふむふむマップ』

(2011年10月28日刊行,BEPPU PROJECT,別府 → サイト) 近刊の『旅手帖beppu, Vol. 3』(2011年12月下旬刊行予定,BEPPU PROJECT)と連動しているマップ.別府の地域ウンチクいろいろ.

『もぐもぐマップ』

(2011年7月28日刊行,BEPPU PROJECT,別府 → サイト) 『旅手帖beppu, Vol. 2』(2011年9月刊行,BEPPU PROJECT)と連動しているマップ.食べまくりたい.

『Voynich Manuscript』

→ Yale University Beinecke Rare Book and Manuscript Library 以前読んだ:ゲリー・ケネディ,ロブ・チャーチル[松田和也訳]『ヴォイニッチ写本の謎』(2006年1月25日刊行,青土社,東京,ISBN:4791762487 → 版元ページ|書評)はとてもおもしろかった.

『A Computational Approach to Statistical Arguments in Ecology and Evolution』

George F. Estabrook (2011年9月刊行,Cambridge University Press, Cambridge, ISBN:9781107004306 [hbk] → 版元ページ) 目次から判断すると正統派の「生物統計学」の本のようだ.TaxaCom に流された訃報によると,著者 George F. Estabrook はつい先日亡…

『眠れなくなる進化論の話:ダーウィン、ドーキンズから現代進化学まで全部みせます』予約開始!

ハインツ・ホライス/矢沢潔/三中信宏/河田雅圭/長野敬 (2011年12月上旬刊行予定,技術評論社[知りたい!サイエンス],東京,本体価格1,580円,ISBN:9784774149073 → 目次案)アマゾンでは「予約可」となっている.よろしくよろしく.

『人文学・社会科学の国際化について』

日本学術振興会・人文・社会科学の国際化に関する研究会(編) (2011年10月刊行,日本学術振興会,東京 → pdf) 日本の人文学・社会科学研究における“言語”の問題が取り上げられている.200ページあまりもあるまとまった報告書.脚註に詰め込まれた「生の声…

『Cultural Evolution: How Darwinian Theory Can Explain Human Culture and Synthesize the Social Sciences』

Alex Mesoudi (2011年9月刊行,The University of Chicago Press, Chicago, ISBN:9780226520438 [hbk] / ISBN:9780226520445 [pbk] / ISBN:9780226520452 [ebook] → 版元ページ|著者サイト)ジャケ買いしそう!

『「科学的思考」のレッスン:学校で教えてくれないサイエンス』

戸田山和久 (2011年11月10日刊行,NHK出版[NHK出版新書365],東京,299 pp., ISBN:9784140883655 → 版元ページ) 名古屋大学でセミナーをしたときに,戸田山センセからいただいたもの.ざっと見た感じ,第 I 部に高座で使えそうなネタがいろいろ散らばっ…

『文化系統学への招待:文化の進化パターンを探る』確定目次

中尾央・三中信宏(編著) (2012年春刊行予定,勁草書房,東京) 【目次[22 November 2011 version]】はじめに(中尾央)第1章:文化の過去を復元すること:文化進化のパターンとプロセス(中尾央) 生物・文化・進化 進化のパターンとプロセス 文化進化…

『旅手帖beppu, Vol. 1』

(2011年6月27日刊行,BEPPU PROJECT,別府 → サイト) 季刊フリーペーパー.大分駅の観光案内所などで無料配布されているらしい.京都だったらガケ書房や恵文社一乗寺店にあるとのこと.別府からの帰りしな,駅の観光案内所で確認したら,品切れとの返事.…

『別府八湯温泉本2011〜2012版』

ハットウ・オンパク(監修) (2011年9月1日刊行,おおいたインフォーメーションハウス → サイト) 今年2月に別府に来たときも買ったが,もう新しいのが出ていた.

『カール・フォン・リンネ』

トミー・イーセスコーグ(上倉あゆ子訳) (2011年11月近刊,東海大学出版会,東京) 現物はまだ手にしていないが,カール・フォン・リンネを主役にした「小説」が翻訳刊行されるとのこと.さすが母国スウェーデン.伝記小説なんだろうか.

『Rivista da Biologia, volume 7 - Especial Biogeografia』

(2011年12月発行,サンパウロ大学,ブラジル → 版元サイト [open access]) ポルトガル語の歴史生物地理学特集号,オープンアクセスで pdf ダウンロード可能.

『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』

シルヴィア・ビーチ[中山末喜訳] (1974年1月25日刊行/2011年6月30日復刻,河出書房新社[KAWADEルネサンス],東京,4 plates + 342 pp., 本体価格2,600円,ISBN:9784309205670 → 版元ページ)1920年代,パリのセーヌ左岸で書店を開いた女性店主の自伝.…

『オデオン通り:アドリエンヌ・モニエの書店』

アドリエンヌ・モニエ[岩崎力訳] (1974年1月25日刊行/2011年6月30日復刻,河出書房新社[KAWADEルネサンス],東京,4 plates + 292 + ii pp., 本体価格2,600円,ISBN:9784309205663 → 版元ページ) 寺町の三月書房でゲットした.1910年代からパリで長く…

『Wise Men Fish Here: The Story of Frances Steloff and the Gotham Book Mart』

W. G. Rogers (1965年刊行,Harcourt, Brace & World, LCCN: 64-18293) マンハッタンの古書店〈Gotham Book Mart〉の伝記,とくに創業者 Frances Steloff の物語.時代はちがっているが,Jeannette Watson 本と同じような感触がありそう.James Joyce と関…

『ブックストア:ニューヨークでもっとも愛された書店』

リン・ティルマン[宮家あゆみ訳] (2003年1月30日刊行,晶文社,東京,314 pp.,ISBN:4794965583) マンハッタンにあった書店 Books & Co. とその店主 Jannette Watson(IBM創業者Thomas Watsonの娘)の伝記.原書は:Lynne Tillman『Bookstore: The Life …

『ゴランツ書店:ある出版社の物語 1928-1978』

シーラ・ホッジズ[奥山康司・三澤佳子訳] (1985年10月20日刊行,晶文社[晶文社アルヒーフ],東京,316+xiv pp., ISBN: 4-7949-2415-1) 四半世紀も前に出た本だが,とてもおもしろそうなイギリスの書店物語.同業者たちはもとより,伝説的タイポグラフ…

『Phylogenetics: Theory and Practice of Phylogenetic Systematics, Second Edition』

Edward O. Wiley and Bruce S. Lieberman (2011年6月刊行,Wiley-Blackwell, Hoboken, xvi+406 pp., ISBN:9780470905968 [hbk] → 版元ページ|情報) 30年前の初版:Edward O. Wiley『Phylogenetics: Theory and Practice of Phylogenetic Systematics』(1…

『Phylogenetics: Theory and Practice of Phylogenetic Systematics』

Edward O. Wiley (1981年刊行,John Wiley and Sons,, New York, xvi+439 pp., ISBN:0471059757 [hbk] → 宮正樹・西田周平・沖山宗雄(訳)『系統分類学:分岐分類の理論と実際』1991年11月1日刊行,文一総合出版,東京,xxii+528 pp., ISBN:4829930241) …

『オックスフォード古書修行:書物が語るイギリス文化史』

中島俊郎 (2011年9月28日刊行,NTT出版,東京,xvi+230+8 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784757142800 → 版元ページ) これもひとつの蒐書日誌.オックスフォードやロンドンでの古書オークション参加記録や歴史のあるボドリアン図書館の“時の重み”が印象に残…

『われ発見せり:書肆ユリイカ・伊達得夫』

長谷川郁夫 (1992年6月15日刊行,書肆山田,東京,253 pp., 本体価格2,000円,1095-1278-3424 → 版元ページ) 今は亡き〈書肆ユリイカ〉の社主・伊達得夫の伝記.関連して:伊達得夫の遺稿集『詩人たち ユリイカ抄』(2005年11月10日刊行, 平凡社[平凡社…

『異系統土器の出会い』

今村啓爾(編) (2011年近刊,同成社,東京,本体価格6,000円,ISBN:9784886215802 → 版元ページ|近刊検索β) 考古系統学がらみで気になる一冊.五年前に開催されたこの公開研究発表会〈異系統土器の出会い −土器研究の新しい可能性をもとめて−〉から派生…

〈統計学へのお誘い本リスト(6-September-2011版)〉

→最新版(24-October-2012版)にアップデートしました.[12 November 2012] ※new※ 大学での講義や統計研修の受講生から,「統計学の参考図書を紹介してほしい」との依頼があったので,下記のような「お誘い本リスト」をつくってみた(→ pdf版:Version 6-S…

『Testing Statistical Hypotheses』の改訂版と姉妹本

E. L. Lehmann (1959年刊行,John Wiley & Sons[Wiley Publications in Statistics], New York, xiv+349 pp.) J. Neyman の弟子だった Eric L. Lehmann は正統派のパラメトリック統計学本の単系統群を形成した.1959年に初版が出版された『統計検定論』が…

『Testing Statistical Hypotheses』

E. L. Lehmann (1959年刊行,John Wiley & Sons[Wiley Publications in Statistics], New York, xiv+349 pp.) この叢書はことのほかフォントが細かくて,新幹線の振動に乗って微細な添字が睡魔を呼び込みやすい.新幹線車中で「ごりごりの数理統計学本」を…

「なぜ日本人は辞書が好きなのか?」

ここ十年ほどは,方々から辞書項目執筆の仕事を引き受ける機会が多かった.とくに,学会の記念事業としての辞書づくりを立案するケースが頻発している.御祝儀饅頭みたいで芸がないと思うのだが,日本人は辞書が好きなのだろうか.字数の差はあるが,書くべ…

『明朝活字の美しさ:日本語をあらわす文字言語の歴史』

矢作勝美 (2011年11月下旬近刊,創元社,東京, 本体価格16,800円, ISBN:9784422730271 → 版元ページ) 大判のソフトカバーらしい.乱視がひどくなったせいか,お値段の「0」の数が多く見えるんだけど……(汗).まあ,若気?の至りで:府川充男(撰輯)『…

『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』

山田奨治 (2011年9月20日刊行,人文書院,京都,228 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784409240922 → 目次|版元ページ|著者ブログ) 【書評】※Copyright 2011 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved ミカエルの天秤は4分33秒沈黙するいま話題の本.前半第…

『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』

山田奨治 (2011年9月20日刊行,人文書院,京都,228 pp., 本体価格2,400円,ISBN:9784409240922 → 版元ページ|著者ブログ) 【目次】 第1章 パクリはミカエルの天秤を傾けるか? 5 第2章 それは権利の侵害です!? 39 第3章 法律を変えるひとびと 71 第4章…