『歴史の地震計:アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』論』

田中純
(2017年7月31日刊行,東京大学出版会,東京, 8 color plates + 315 +43 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784130101325版元ページ

【目次】
はじめに 3
第1章 ヴァールブルクの天球へ ――『ムネモシュネ・アトラス』の多層的分析 24
第2章 『ムネモシュネ・アトラス』序論・解説 86
第3章 『ムネモシュネ・アトラス』展2012 106
第4章 『ムネモシュネ・アトラス』パネル分析 128
第5章 ニンフとアトラスをめぐる『ムネモシュネ・アトラス』拡張の試み 158
第6章 ジョルジュ・ディディ=ユベルマンのヴァールブルク論を読む 198
エピローグ 『ムネモシュネ・アトラス』と歴史経験 ―― 地震計としての身体 252


資料

     
  1. アンドレ・ジョレス,アビ・ヴァールブルク「フィレンツェのニンフ」:「ニンフ」に関する資料抄(訳=田中純
  2.  
  3. インタヴュー マッシモ・カッチャーリに聞く(抄):過去への危険な愛(聞き手=田中 純/訳=八十田博人)
跋 309
初出一覧 314
附録 イメージの宇宙を旅するためのブックガイド ――『ムネモシュネ・アトラス』とアビ・ヴァールブルクをめぐる書物の星座 [35-43]
書誌 [26-34]
索引 [2-25]