児玉隆也[著]|桑原甲子雄[写真]
(2025年6月10日刊行、筑摩書房[ちくま文庫・こ-59-1]、東京, 281 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-44039-6 → 版元ページ)
読了。 “一銭五厘” の「赤紙」で招集された軍人たちと東京の下町に遺された家族の物語を氏名不詳の写真からたどる。第二次世界大戦から三十年が経ち、亡くなった人、生き残った人、人生いろいろ。
【目次】
地図 4
一銭五厘たちの横丁 5
解説 神隠しにあった町[鶴見俊輔] 261
解説 三月十日の横丁を歩く[児玉成一] 270