川端裕人
(2025年1月21日刊行、岩波書店、東京, xvi+214+8 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-00-061679-9 → 版元ページ)
【目次】
はじめに おしゃべりな絶滅動物 v
第1章 「絶滅」を知らない時代の絶滅 ―― 一八世紀、ステラーカイギュウ 1
コラム❶ ステラーカイギュウは日本のカイギュウ? ―― 日本で見る大型海牛類の進化 27
第2章 「人為の絶滅」の発見 ―― 一九世紀、ドードー、ソリテアからオオウミガラスへ 34
第3章 現代的な環境思想の勃興 ―― 二〇世紀、生きた激流リョコウバト 66
コラム❷ リョコウバトと日本人画家と野口英世 97
第4章 絶滅できない!―― 二〇世紀、フクロオオカミ(タスマニアタイガー) 104
第5章 それでも絶滅は起きる ―― 二一世紀、ヨウスコウカワイルカ(バイジー) 130
第6章 ドードーはよみがえるのか ―― 二一世紀、「脱絶滅」を通して見えるもの 157
終章 絶滅動物は今も問いかける ―― 「同じ船の仲間たち」と日本からの貢献 199
謝辞など 211
注 [1-8]