長谷川寿一・C. ラマール・伊藤たかね(編)
(2008年10月30日刊行,東京大学出版会,iv+236 pp.,本体価格3,200円,ISBN:9784130830485 → 版元ページ)
【目次】
序章 言語の不思議へのアプローチ(長谷川寿一・C. ラマール・伊藤たかね) 1I 進化からことばを見る
1 言語能力獲得に至る生命進化の諸相(斎藤成也) 13
2 言語の起源をさぐる生物学(岡ノ谷一夫) 29
3 ヒトの進化と言語獲得の背景(長谷川眞理子) 41II ことばのしくみ
4 言語変化と機能語(C. ラマール) 63
5 音からせまる言語学 —— 音韻論の方法論(田中伸一) 79
6 合成的意味論(クリストファー・タンクレディ) 97
7 直示移動動詞の普遍性と多様性(中澤恒子) 113
8 話しことばの談話データを用いた文法研究(藤井聖子) 129III ことばの認知と処理
9 ことばの使用の心内・脳内メカニズム(伊藤たかね) 155
10 文法と音声 —— その関係を複雑にするもの(広瀬友紀) 175
11 事物の認識の普遍性と言語、文化の影響(今井むつみ) 191
12 言語の分節に普遍的に観察される統計的性質(田中久美子) 211
ブックガイド 227
あとがき 231
索引 233
執筆者紹介 236