『普遍の鍵』

パオロ・ロッシ清瀬卓訳)

1984年10月30日刊行,国書刊行会[世界幻想文学大系・第45巻],東京,371 + xxxxii pp., ISBN:4336025517

内扉には「ルルスからライプニッツにいたる記憶術と結合論理学」と記されている.「記憶術(ars memorativa)」は全世界の知識を「体系化」するもっともオカルト的な試行錯誤だった.それはまた,万物を「分類」する欲望の究極的な姿でもある.